*Insta360 ONE R レビュー* 1台で3役こなせる360度カメラ!消える自撮り棒でドローン風空撮も。

カメラ

どうしても空撮がしたくてドローン探してたら、いつの間にかInsta360 ONE Rをポチッってたナオくんです。

普段、見ることができない高い位置からの景色や、斜め後ろから自分を追いかける感じの映像を撮ってみたくてカメラ付きドローンを探してました。イメージはこんな感じ。

 

 

壮大な景色の中にふわっと浮いたような感覚で、映像美に吸い込まれる感じがいいですね。

いつも行ってるあの場所を空から撮るとどんな感じに見えるんだろう?と子供のころのようなワクワク感いっぱいでドローンを探していました。

値段はピンキリですが、1万円前後で買えるドローンがたくさんあります。入門モデルとしてはそれくらいでもいいのかな、と思いますが、安いだけに画質が悪かったり、ジンバル(揺れを軽減する機能)がなく安定した飛行が困難なものが多いです。

「どうせ買うなら」と思い「4Kカメラ、ジンバル付き、自動帰還機能を備えているもの」を探していたのですが、そこまでの性能を求めるとかなり値段が高くなってしまいます。

ちなみに先ほどの映像美に使用しているドローンは ” DJI PHANTOM 4 ” という製品で、20万くらいします。

Σ(゚Д゚; タ,タケー

うまい棒何本買えんだよ。

それでも欲しさが勝ってポチりそうになったのですが、悩んだ挙句、買いませんでした。

それは ” ドローンは飛行時間が短い ” ことと ” 飛行に対する規制が厳しい “ という理由です。

” 200g以下であれば規制はない ” と書いているサイトも多いですが、実は” 小型無人機等飛行禁止法 “、” 電波法 “、” 自治体の条例 “、” 道交法 “などさまざまな規制があり、200g以下でも飛ばせる場所がほとんどないということが買わなかった決め手でした。  

<2020年12月13日追記>
2022年を目途に規制を200g→100g以上に引き下げ、さらなる規制強化を実施する方針。

  実際はそんなことを無視して飛ばしている人も多いようですが、ビクビクしながらドローンしてても楽しくないなと思いました。めちゃくちゃ欲しかった気持ちもトーンダウンしてきて、諦めかけたそんなときにこの動画に出会いました。

「ドローンがない!?問題なし!」1分4秒から流れ始めたフレーズ。

ナオくん
ナオくん
えっ、なにこれ?自分で撮影してんの??どうやってるの!?

調べれば調べるほどその魅力に引き込まれていきました。

360度レンズ、4Kレンズ、ライカ協同開発の1インチレンズをレゴブロックのように組み合わせることで1台で3役を可能にしています。

そのほかにも以下のようにおすすめポイントがたくさんあります。

超高画質、撮影した動画を一瞬でドラマの世界へと変化させることができる編集モード等、すべてにおいてユーザーを飽きさせない360度アクションカメラになっていると思います。

それに加え、機械音痴でも簡単に綺麗な動画・静止画撮影が可能なのも魅力の一つです。

日常の風景を手軽に新鮮で刺激的なものになる360度カメラ Insta360 ONE Rの魅力を惜しみなくお伝えしていきます。

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Insta360 ONE R 360度カメラ

Insta360 ONE Rは 1つのカメラで360度カメラと4Kカメラと1inchの3種類のカメラとして使えるようになっています。今回は購入したInsta360 ONE Rで実際撮影したものを中心に見ていきたいと思います。 まずは360度カメラです。  

Insta360 360度レンズ(表)

 

Insta360 360度レンズ(裏)

【360度レンズ】アングルを気にせず全方位撮影

赤と黒の絶妙なコントラストがカッコイイ。

レンズを表裏に2つ搭載し、周囲・上下360度撮影できるようになってます。360度の一番の魅力はその名の通り、360度すべての情報が撮影可能で、 アングルを意識することなく撮影し続けるだけで全方位の景色が動画に収められることです。つまり、撮り逃しや撮り忘れがないということです。

旅行に行ったとき、象徴的になる景色をバックに撮影することが多いと思いますが、360度カメラであれば、どこにどんな景色があるかなんて気にしなくても360度全方位を記録に残してくれるので、純粋にその町の風景や会話を楽しむことができます^^ 家族や友達との旅行先で・・・

ナオくん
ナオくん
はい、チーズ!次、誰か撮って~♪
トモクル
トモクル
後ろでいっぱい人待ってるし、迷惑だから次行こう。
ナオくん
ナオくん
( えっ!俺の写真は?? ) そうだね~。( 撮るの、毎回俺じゃね? )

なんてこともなくなります!( たぶんw )

【360度レンズ】ドローン空撮のような撮影が可能

論より証拠、まずはこの動画ご覧ください。

360度動画で公開しているのでお使いのデバイスでいろんな方向に動かしてみてください。
※サイト内再生で360度機能が利用できない場合、YouTubeでの再生でお願いします。
※画質1080P以上での再生を推奨します。

自撮り棒が1.2mなので低い空撮(笑)になりましたが、ドローンで空撮したような動画が撮れました。

上にスワイプすると被写体(撮影者)が見えますが、被写体はただ歩いているだけで上からドローンが追尾しながら撮影してくれている感じにみえますね。

もちろん撮影してくれているのはドローンではなくて、撮影者が自撮り棒を手に持ち、映像が上部背面から映るように撮影していて、Insta360で撮影すると自撮り棒が勝手に映像から消えてくれるんです。

すごくないですか?

初めて知ったときは超感動しました。
(今回撮影に利用している自撮り棒は1.2mまで伸縮するものを使用)

 

僕だけかもしれませんが、何回撮影しても棒が消えないという現象がありました。

「Insta360 自撮り棒 消えない」

必至にGoogle先生に問い合わせたら、僕と同じように困っている人いました。

「もしかして、カメラに角度つけてたりしないですよね?」という回答を見つけました。

その言葉の裏に(まさかそんなアホなことしてないよね)という意味を感じずにはいられなかったですが、恐る恐る自分のInsta360をみると、

がっつり曲がってました。Σ(・□・;)

レンズを被写体の方向に向けるという撮り方の習慣が自然と曲げてましたが、正しくは↓のようになりますので、皆様もお気を付けください。

 

Insta360 自撮り棒(3m)
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Insta360 ONE R 4Kカメラ

続いては4Kレンズになります。

Insta360 4Kレンズ(表)

 

Insta360 4Kレンズ(裏)

気になるのは、本当に画質いいの?というところですね。数値的な比較はまとめるとして、まずは実際の撮影画像を比較してみていきましょう。 今回は私が持っている一眼レフとの比較していきます。

【4Kレンズ】画質比較

一眼レフ ( 4608 × 3456 ) ※オート機能で撮影

 

Insta360 4Kレンズ [ リニア ] ( 4000 × 3000 )

1枚目は一眼レフ、2枚目はInsta360で撮影しました。

別々でみると気にならないのかもしれまんが、並べて比較すると結構違いますね。

空、柱、真ん中の階段の汚れ、いづれもInsta360のほうが表現が豊かです。

画質の好みがあるので一概にどちらかが良いかは言えないですが、個人的にはInsta360のほうが好きですね。

ナオくん
ナオくん
Insta360のほうが空の色とか全体の発色も良くていいなぁ~♪

【4Kレンズ】画角種類

Insta360 ONE R 4Kレンズでリニア、広角、超広角の3種類の画角で撮影しました。

左から右にいくほど画角が広くなります。先ほど、一眼レフと比較した画角はリニアです。

言葉よりも実際見たほうが違いがわかると思いますので同じ被写体で比較していきましょう。

Insta360 4Kレンズ [ リニア ]

 

Insta360 4Kレンズ [ 広角 ]

 

Insta360 4Kレンズ [ 超広角 ]

もちろんどれも同じ位置から撮影をしています。

リニアと超広角ではとれる広さや高さが全然違いますね。

仕方がないことではありますが、広角や超広角になると歪みがキツくなるので好き嫌いはありますが、1つのレンズでここまで幅広く撮れるのは素晴らしいです。

Insta360 ONE R ツイン版
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Insta360の特徴的な機能

手ブレ補正 ( 超協力です )

バイク、自転車、スノーボード、徒歩での撮影、いろんなシーンで楽しめそうなアクションカメラですが、必須機能としては手ブレ機能の精度ですね。Insta360においては手ブレを気にする必要はまったくありません。

手ブレを補正しながらもリアルや臨場感を失わないInsta360は最高です。  

ディープトラッキング

360度カメラは全方位撮影が可能なため、アングルを気にしなくてよいのが魅力です。

ターゲットとなる被写体にフォーカスを合わせなくても、被写体がカメラから360度以内の範囲に存在していればちゃんと撮れます。これは360度カメラの最大のメリットではあるのですが、1つ デメリットを上げるなら、ターゲットとなる被写体を中心に再生したい場合、いちいち被写体が映っている方向にスワイプが必要となります。

再生時のことも考えてターゲットとなる被写体を中心に撮影、加えて360度でも撮影したい!を叶えてくれるのが、ディープトラッキングです。( 名前がカッコよ過ぎ。も一回言っとこ。ディープトラッキング。)

撮影開始後にターゲットとなる方向にカメラを向け、トラッキングマークを押すだけで被写体を自動的にロックしてくれます。あとは何も気にせず撮影します。

Insta360が被写体を記憶しているので、途中で被写体がアングルから外れても、被写体のアングル復帰時に自動で追尾してくれます。

めちゃめちゃスゴイですね。

もちろん再生時には、被写体を中心にして再生がされます。撮影時に被写体をトラッキングし忘れても大丈夫!再生時にターゲットとなる被写体を選択するだけで、その被写体を中心に再生をしてくれます。

PureShot

AI技術を使ってダイナミックレンジを広げるのと同時にノイズを低減させることで鮮明な画像を実現してくれるのがPureShotです。4Kレンズと1inchレンズの対応となり、撮影時にPureShotをオン/オフするだけで簡単に綺麗な撮影が可能です。

Insta360編集アプリでこれまたスゴイ

ワンタップで鮮やかに

撮影した動画や写真が少し暗いな・・・という時、どうしてますか?

明るさやコントラストで調整することが多いと思いますが、Insta360では ” いい感じに鮮やかにする ” という機能があります。「詳しい知識がないなぁ。。」という人でもワンタップで簡単にクオリティの高い動画・写真が作れちゃいます^^

 

Insta360の楽しみ方

ナイトショット

ライカ協同開発のレンズ「1inch」での撮影写真。夜でもすごくクリアです。

高級なコンデジではよく、1インチレンズが使用されていますが、アクションカメラでこの性能は他の追随を許さないInsta360の特徴ともいえます。

1inchレンズ

影分身

Insta360 ONE Rを三脚等に取り付け撮影を開始し、カメラの周りで動きます。撮影後、Insta360アプリの編集ラボで影分身を選択し、分身させたい被写体を選択することで完成!  

フライラプス

Insta360 ONE Rで動画撮影を開始し、3分歩くだけ!撮影後、Insta360アプリの編集ラボでフライプラスを選択し、アプリが解析したシーンを選択するだけで、ドラマや映画のワンシーンのような映像がつくれます。

残像分身

Insta360 ONE Rで動画撮影をするとき、全身がおさまるような距離を保って、カメラ周りを歩いたり走ったりして撮影をします。撮影後、Insta360アプリの編集ラボで残像分身を選択し、残像分身させたい被写体を選択することで完成!  

電撃ウォーク

Insta360 ONE Rを自撮り棒にセットし、全体の3分の2が背中側にくるように肩に置いて撮影を開始し、そのまま2~3分撮影します。撮影後、Insta360アプリの編集ラボで電撃ウォークを選択し、効果を適用したい範囲の間、電撃ウォークのアイコンを押し続けます。そうすることで以下のような動画の作成が可能です。 https://youtu.be/D2dUfn0swjs

その他

これ以外にも、回転世界、ストップモーション、スタープラス、巨人ジャンプ、GhostTown、パラレルプラネット、ドリームズーム、オートタイムシフト、パレットタイムシフト、フェイスオフ、ジャンププラネット、タイムフリップ、ロールプラネット、スピンビューなど様々なことができます。

「へぇ~、そうなんだ!」ポイント

Insta360 ONE Rで360度撮影した映像を簡単に3Dモデル化できます。

 

ナオくん
ナオくん
えっ! 3Dモデル化できるの!?
トモクル
トモクル
3D? なんとなくしか想像できないけど、どんなんだっけ?
ナオくん
ナオくん
あっ、いや、なんというか…
自分もよくわかんないス…

では、Insta360で撮影で撮影し、3Dモデル化した映像を見てみましょう。

Explore Clubhouse in 3D
Clubhouse.

いかがでしょうか?がっつりイメージができたと思います。

このサービスを初めて知ったとき「こんなこともできるん?スゴない?」とそこそこ大きな独り言がでました 笑

これはアメリカのMatterport(マターポート)社という会社が展開している3D映像サービスを利用しています。Matterportはベンチャー企業ですが、Googleなどから出資を受けており、いま非常に勢いがある会社です。

Matterport社のサービスを利用すればどの360度映像でも3Dモデル化できるわけではなく、360度カメラではInsta360とTHETAの2つのカメラにのみ対応しています。

この時点でInsta360が他の360度カメラよりも一つ抜けていることがわかると思います。

・Googleストリートビューのようにクリック一つで部屋を移動できる

・部屋全体のレイアウトが立体的にみれる

・映像上で寸法が計測できる

対応アプリがiOSとAndroidから出ていますが、まだ発展途上であることと全編英語(苦手)という点でまだまだ使いにくい状態であるのは間違いないです。アプリも少しクセがあり、最初苦戦したので、またの機会に使い方含めご紹介したいと思います。

みんなの使い方

これもアプリでポチッっとするだけでできる ” スタープラス ” です。何気ない星空が幻想的になりますね~^^

疾走感がハンパないです(´▽`*) 気持ち良さそうな風を感じれます。

ツーリングを楽しみながら目で見た景色以上の思い出が残せますね^^

もちろん、水中でも使えます!

簡単にオシャレにお店の紹介もできそうです^^

スペック

360度レンズ 4Kレンズ
F値 F2.0 F2.8
焦点距離 7.2mm 16.4mm
静止画解像度 6080 x 3040 4000 x 3000(4:3), 4000 x 2250(16:9)
動画解像度 5760×2880@30fps, 5760×2880@24fps, 5760×2880@25fps, 3840×1920@50fps, 3840×1920@30fps, 3008×1504@100fps 4000×3000@24/25/30fps, 3840×2160@24/25/30/60fps, 2720×1530@24/25/30/60/100fps, 1920×1080@24/25/30/60/120/200fps
静止画フォーマット insp (アプリやStudioで書き出し可能)、 RAW (dng)(RAWファイルの編集はデスクトップソフトが必要) jpg、 RAW (dng) (RAWファイルの編集はデスクトップソフトが必要)
動画フォーマット insv(アプリやStudioで書き出し可能)、 LOGとHDR動画対応 insv(アプリやStudioで書き出し可能)、 mp4(カメラのBasic Stabilizationをオンにしてください) *ファームウェアのバージョンが1.2.16 またはそれ以降では .insv動画フォーマットは .mp4に変更されています
動画コーディング H.264 / H.265 H.264 / H.265
重量 130.5g 121g
サイズ(横 x 縦 x 奥) 72mm x 48mm x 43mm 72mm x 48mm x 32.4mm
バッテリー 5.7K 30fps、連続撮影時間 70分間 4K 60fps、連続撮影時間 70分間
USB Type-C
Micro SD カード UHS-I V30 スピード以上推奨、exFAT(FAT64)フォーマット、最大ストレージ容量1T
Insta360 ONE R ツイン版
created by Rinker

いかがでしたでしょうか? 一眼レフやIphoneでのカメラ撮影に慣れきってしまった心に改めて、撮ることのワクワク感や刺激をもたらしてくれたのがInsta360 ONE Rです。今後アップデートも繰り返されていくと思いますので、今後はさらに期待大です^^ ここまで読んでいただきありがとうございました。

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