【 無理せず支出削減 ➡ 貯蓄 】ホントに必要ですか?その保険。

無理せず貯める

前回、支出削減1弾として【 無理せず支出削減 ➡ 貯蓄 】4人家族の賢い固定費節約術!(携帯・電気代編)を投稿しました。

今回は保険をターゲットに見直していきたいと思います。

最初に留意していただきたい点は、現在、保険契約されている方が継続するか解約するかを判断する材料としてまとめた記事となり、新規契約に関して言及しているものではありません。

なぜなら、2017年4月に保険料が一斉に値上げされたことに伴い、それ以降は保険加入で期待できる貯蓄性が大きく損なわれた商品が多々あるためです。

それを踏まえても、改めて保険って必要なの?という点でも読んでいただける内容になっていますので、あまり保険がわからない、結局のところ得なの?損なの?ということが知りたい!という方は必見です。

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生命保険加入率は80%以上

病気や入院、治療に備える医療保険の加入率は80%以上(生命保険文化センター調べ)とかなりの高水準です。実際、私自身も医療保険をはじめとして、死亡保障、収入保障にも加入しています。

いろいろと加入はしているのですが、意外と中身を理解していなかった・・・という方も多いと思います。

加入したから安心、ではなく、今の現状を踏まえ、本当に必要なものと不要なものを仕分け、断捨離していきたいと思います。

生命保険に入る理由

そもそも生命保険に入る理由、意味をもう一度整理してみましょう。

万が一に備える

死亡したときに残された家族の生活を守るため。

2人に1人がガンになる世の中だから、入院・治療の高額費用に備えるため。

子供の大学資金のために備えて。

学資保険以外は「万が一」に備えて保険に入られている方が大半だと思います。

「万が一」が起こったときに今の生活と家族を保険で守る、という未来の保障を買っているということですね。

万が一が起こる確率

さて、「万が一」が起こる確率って実際どれくらいでしょうか?

死因のトップであるガンについて万が一の確立についてみていきましょう。

国立がん研究センターが提供している情報をみてみると、生涯、ガンになる確率は男性65.5%、女性50.2%と2人に1人はガンを発症するという調査結果があります。かなり高確率ですね。。

ただし、発症確立が高くなるのは60歳以上です。逆に言えば、60歳までの発症確立はわずか7%です。

 

ナオくん
ナオくん

お客様の中にお医者さんはいらっしゃいませんか?

トモクル
トモクル

なによいきなり。

コントならやらないわよ。

ナオくん
ナオくん

飛行機の中にお医者さんがいる確率が7%らしいよ。

 

トモクル
トモクル

なるほどね~・・・ってなるわけないじゃない。

例え話するときは、身近にあるもので例えないと例える意味ないじゃん。

ナオくん
ナオくん

自販機で当りがでる確率は1%らしいよ。

トモクル
トモクル

もう7%ですらないじゃない・・・。

万が一があなたに起こる確率をみてみよう

こちらは国立がん研究センターが提供している年齢別罹患確率です。

あなたの現在の年齢、そして、何年後にどのくらいの確率でガンに罹患するかを調べることができます。

 

 

 

これからからもわかるように60歳台まではガンになる確率は低いですが、70歳台を迎える頃には確率が急に上がっていくのがわかります。それらをすべて合わせて、生涯、ガンになる確率は男性65.5%、女性50.2%と2人に1人はガンを発症するということです。

実際に入っていた保険

このように何歳でどれくらの確率でガンになるのかを知らず、2人に1人の確立で罹患するというキーワードだけで「入らねば」とあまり深く考えずに保険に加入していました。

実際に見直し前に加入していた保険は以下の通りです。

    見直し前
    加入状況 費用
死亡保障 定期保険    
終身保険 8,795円
収入保障保険 2,830円
医療保障 医療保険 11,229円
三大疾病保険
女性保険
がん保険    
就業不能保険    
介護保険    
貯蓄性 学資保険 22,000円
養老保険    
個人年金    
対人・対物 自動車保険 4,680円
  合計   49,534円

月々50,000円を保険に掛けているので年間60万、学資保険を除いても月々27,000円、年間32万というかなり高額な出費になっています。

確かに高額だけど、万が一があった場合に困るから必要経費だと思ってるよ。

本当にそうでしょうか?実際にシミュレーションしていきたいと思います。

各生命保険シミュレーション

終身保険

終身保険とは

死亡または高度障害状態になったときに保険金が支払われる保険で、終身という言葉の通り、保障は一生涯続きます。もし自分に万が一のことがった場合に家族に残してあげられる資産としてとても有効です。

終身保険シミュレーション

保険は万が一を保障する性質であるため、医療保険のように何もなかった場合は掛け捨てとなり、損をする商品が多いです。

ですが、終身保険は貯蓄性を備えていること、そして、期間中に解約をしない限り、受取り時に払込み金額を上回ることが多いため、資産運用としても有効性の高い商品です。

実際、私が加入している終身保険でシミュレーションをしてみました。

シミュレーションイメージは以下の通りです。

 

・死亡または高度障害時の保険金は500万。
・30歳から払込みを開始、60歳で払込み完了、75歳で受け取り。
・保険金 – 払込み金額で計算した結果、総トータルでの収支をグラフ化。

 

 

グラフからもわかるように最終的な収支として ” プラス183万 ” になります。

ただし、途中解約すると元本割れを起こす可能性もあるため基本的には解約しない前提もしくは解約返戻率を確認して運用することをおすすめします。

継続 or 解約?

現在加入している終身保険は払込み期間まで満了すれば元本以上のお金が返ってくるという資産運用面からみてもこのまま継続するほうが良いということがわかりました。

収入保障保険

収入保障保険とは

保険の対象となっている人(被保険者)が死亡または高度障害状態となった場合、保険契約期間満了まで一定額を毎月受け取れる(毎月10万ずつなど)保険です。

 

1.  他の保険に比べ、少ない掛け金で残された家族に一定の保障が残せる。(BADの2つ目が理由)
1.  保険満了期間までの保険のため、保険期間までに死亡・高度障害がなければ掛け捨て。
2.  保険支払い期間が、死亡・高度障害発生時から保険満了期間までのため、年々支払われる保険金が下がる。

もちろん、毎月でなく一括で受け取ることも可能ですが、一括で受け取る場合、受け取り総額が減るケースが多いのが特徴です。

収入保障保険シミュレーション

今回は私が加入している収入保障保険で実際シミュレーションしていきます。

 

1. 夫が死亡または高度障害状態となった場合、夫が60歳になる年まで毎月10万を受け取れる。

2. 掛け金は毎月2,830円、掛け年数は30年。(掛け金総額は1,018,800円)

上記の通り、夫が若いうちに死亡または高度障害状態になった場合は保険金受け取り総額は多くなりますが、仮に59歳で亡くなった場合、保険満了のあと1年間だけの保険金受け取りになるので、10万 × 12ヶ月 = 120万と少なくなります。

受け取り額が少なくなる、という言葉だけを聞くと、損・得の感情が働きますが、重要なのは残された遺族が生きていくために必要な生活費がいくらなのかをまずしっかり理解しておくことが重要です。

 

必要な生活費をシミュレーションしてみよう!

モデルケースは以下の4人家族でシミュレーションを行います。

 

モデルケースとなる家族構成や条件は以下の通り。

1. 夫、妻、子供(10歳)、子供(8歳)の4人家族。

2. 夫は年収600万。( 標準報酬月額は500,000円とする )

3. 家は持ち家でローンはまだまだ残っている。

4. 子供は2人とも、小学校~高校までは公立、大学は私立へ行く予定。

あまり想像したくないですが、、残念ながら夫は40歳という若さで他界。
遺されたのは40歳の妻、10歳と8歳の子供が2人。
贅沢はできないかもしれないけど、大学卒業までは子供には苦労をかけたくない、自分が思う道を歩んでほしい、だから私(妻)がしっかり育てていくという強い意志をもって生活を送ることを決意しました。
しかし、先立つものがなければ、たちまち生活が成り立たなくなります。
夫を亡くした家族はこれからの先のたくさんの不安がありますが、漠然とした不安に苛まれるのが心身的に一番よくないのでしっかり整理していきたいと思います。
整理するポイントは以下の通りです。
1. 子供2人が大学卒業までに必要な生活費はいくらなのか?

2. 夫が亡くなったことに伴い、公的な金銭的支援はどれくらいあるのか?

子供2人が大学卒業までに必要な生活費はいくらなのか?

妻、子供2人の1ヶ月あたりの支出についてまとめました。

もちろん、生活スタイルかよって様相はさまざまですが、平均的な支出は20万前後になります。

内訳は下表のとおりとなりますが、今回のシミュレーション前提となるポイントの一つは、持ち家(ローン残高有り)ですので、夫の死亡に伴い、住宅ローンの返済が免除されています。

賃貸の場合は、下表に加え、月々の家賃を加味いただく必要があります。

 

支出項目 支出額 備考
食費 40,000円
社会保険料 44,000円 国民年金,国民年金基金,健康保険
光熱費 20,000円
通信費 15,000円
日用品 5,000円
レジャー・交際費 15,000円
習い事 20,000円
衣類 8,000円
教育・給食費 20,000円 大学に行く場合、別途費用が必要。
医療費 5,000円
合計 182,000円
「母子家庭 子供2人 生活費」で検索するとどのサイトも1ヶ月の支出は、おおよそ20万前後になっています。
ただ、他のサイトでは、社会保険料が加味されていないケースが多いので注意が必要です。

公的な金銭的支援はどれくらいあるのか?

ざっと1ヶ月の生活費がわかったところで、次は夫の死亡に伴う公的な金銭的支援がどれくらいあるのかみていきます。

「家族の生計を支えていた人が死亡した場合、残された家族の生活を支えるための制度」として遺族年金という制度があります。

そして、遺族年金には、遺族基礎年金と遺族厚生年金の2種類があります。

 

ナオくん
ナオくん

遺族基礎年金と遺族厚生年金??

また新しい言葉がでてきたなぁ・・・よく知らないし、調べるのも面倒。。。

 

子供の有無、夫が生存していたときの平均報酬月額、厚生年金の加入月数等によって受け取れる遺族年金額が違います。条件や数式が複雑でとても面倒です。

正確な受給金額は人それぞれですが、いくつかのパターンをまとめ、一目でわかるように表を作成しました。

 

 

今回のモデルケースは以下の通りでしたね。

 

1. 夫、妻、子供(10歳)、子供(8歳)の4人家族。

2. 夫は年収600万。( 標準報酬月額は500,000円とする )

つまり、このモデルケースの場合、月額16.4万円を受給できます
さきほど、妻・子供2人の1ヶ月あたりの生活費は月額18.2万円と試算しましたので、受給額16.4万円 – 支出18.2万 = マイナス1.8万円となります。
いろいろ節約してこの1.8万円を捻出したとしても、公的年金だけでは生活がギリギリになりそうということがわかりましたね。
 
ここまで試算して、どれくらい足りなさそうか?という目処をつけた上で、その不足する部分を収入保障保険カバーするのか、もしくは他の手段でカバーするのかを検討することで、自分にあった適切な保険を選定できるということです。
 
ここで理解しておかなければいけないのは、永遠に月額16.4万円が受給できるわけではありません。この金額を受給できるのは、子供が18歳になるまでです。これは、子供という定義が18歳までとなっているためです。

18歳以降は受給の前提条件が「子供がいない妻」になり、妻の年齢によって受給額が変わります。
例えば、今回のモデルケースでは、夫死亡10年後は2人の子供は18歳以上となるため、妻の受給額は11.1万円になります。
 

シングルマザーの平均年収

さて、ここまでのシミュレーションで遺族年金だけでは生活が苦しいであろうことはわかりました。

遺された家族を、せめて子供が大学を無事卒業するまではしっかり育てあげると決めているので、多くの人は働きに出るということを選択すると思います。

ただ、子供もまだ小さく、フルタイムでの仕事は難しそうです。

そんなシングルマザーの一般的な平均年収についてみていきましょう。

厚生労働省がまとめた資料をベースに試算すると、シングルマザーの就労収入の平均は年間で200万円です。これを単純に12ヶ月で割った場合、収入は約16万で手取りでは13万くらいになります。

さきほど、シミュレーションした不足金額は月1.8万でしたので、働くことで十分に補えそうです。

残りの金額は約10万ほど貯金できそうですが、いろいろ入り用があることを踏まえても最低5万円は貯金に回せそうです。

上の子供が10歳なので、大学入学までには480万(月5万 × 12ヶ月 × 8年)くらいの貯金ができそうですね。

この質問に、あなたの答えは?(継続 or 解約)

「収入保障保険に入らなくても意外といけるかも」と思った人もいれば「人生何があるかわからない。お金があることに越したことはない」と思った方もいると思います。

そんなあなたに質問です。

 

「今すぐ100万円払ってくれれば、旦那さんにもしも何かあった場合、あなたが60歳までの間は月10万円お支払いします。ただし、60歳までに何もなかった場合、100万円はお返しできません。」

 

さて、あなたならこの申し出を受けますか?断りますか?

受ける場合、収入保障保険は継続しましょう。この申し出を断る場合、今すぐ収入保障保険を解約しましょう。

月額で考えてはいけない。総額で考えよう。

このモデルケースでは月額2,830円でもしもの場合、月額10万円を受給できる収入保障保険です。

月額2,830円でこれだけの保障が得られるなら、入っておくべきか・・・。

と考えがちですが、塵も積もればなんとやらで、総額は100万を超える支払いをすることになります。

しかも、旦那がぴんぴんで60歳を迎えた場合、その手元にあったはずの100万円はゼロになります。

月額では少額に感じる金額でも、30年ものあいだ払い続けるので結構な金額になります。

そのように考えた上で、あなたにとってベストな選択をすることをおすすめします。

月額2,830円は数秒で捻出できる!

「やっぱり不安なので継続する。でも、お金をムダにするのはイヤ!」というワガママな方に朗報です。笑

すでに紹介していますが、携帯のキャリアを見直すだけで一瞬で捻出することが可能です。特に今、いわゆる3大キャリアと呼ばれているau、docomo、ソフトバンクと契約している方は格安simに変更するだけで、月8,000円くらいの節約を一瞬で実現することができます。

まだご覧になられていない方は【 無理せず支出削減 ➡ 貯蓄 】4人家族の賢い固定費節約術!(携帯・電気代編)をご確認いただき、賢く節約することを強くおすすめします^^

 

 

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