360度カメラの魅力にとりつかたナオくんです。
今回はアクションカメラの代表格であるGoPro MAXの魅力についてお伝えしていきます!
GoProといえばHEROシリーズが有名で2020年11月現在ではHERO9まで発売されています。そのHEROシリーズと一線を画しているのがGoPro MAXです。GoPro MAXとは360度カメラのことで、GoPro Fusionの後継機種として2019年10月に発売され、360度カメラの代表格まで上り詰めてきました。
今回の記事ではGoPro MAXにフォーカスをあててご紹介していきます。
まずは動画でイメージを掴んでもらうほうがよいと思いますので、どうぞ^^
疾走感や臨場感がハンパなくないですか?
いろんな設備を駆使して撮影した映像ではなく、手のひらサイズのGoPro MAX1つでプロ並みの映像を創り出せるのがスゴイです。
そんな疑問も解消していきます!
GoPro MAX 360度カメラ
360度カメラは360度の映像しか撮れないことが多いですが、GoPro MAXは1つのカメラで360度カメラはもちろんのこと、GoPro HEROと同じような撮影ができるようになっています。GoPro HEROの機能を兼ね備えつつ、360度撮影できるためGoPro HEROに比べて値段も大幅に違うのかといえば、その価格差は数千円程度です。
もうGoPro HERO注文しちゃったよ。。GoPro MAXのほうがお得じゃん。。
今から調べよっかなぁなんて…
こんなことにならないように、ブログを見終わるころには胸張って違いを言えるようにしていきしょう!(笑)
まずはGoPro MAXの外観です。
高さ69mm × 幅64mm × 奥行き24mm、154gと手のひらサイズで非常にコンパクトです。フォルムも丸みがあって愛着がわきそうです。レンズが2つ装着されており、2つのレンズで同時に撮影することで周囲・上下の360度すべての景色を撮影可能にしています。
アングルを気にせず360度すべての世界を収める
360度カメラの一番の魅力はもちろん ” 360度すべての景色を収めることができる “ ことです。これは想像以上に刺激を受けます。通常のカメラは、今、ファインダーに収まる範囲の景色しか収めることができません。そして、人もこの瞬間、目で見える範囲の景色しか楽しめません。しかし、360度カメラは、その瞬間にすべての景色を収めることができ、自分がその瞬間には気付かなかった景色や色を残しておくことができます。
こちらの動画をご覧ください。
※サイト内再生で360度機能が利用できない場合、YouTubeでの再生でお願いします。
※画質1080P以上での再生を推奨します。
新宿の街をバイクに乗りながら撮影しただけの動画ですが、いつも見ている景色が少し変わった見え方・感じ方になりませんか? あとからいつでも自分の好きな方向にスワイプすることで、そのときには見えなかった景色、その瞬間の景色を臨場感を含めてしっかり収めることができます。
360度カメラを使えば、撮影したい範囲に合わせて距離を取る必要も、画角を気にする必要もありません。ただ、好きな景色の中に360度カメラを連れていくだけで、あなたが見ている何倍もの景色と何倍もの臨場感をその記録に収めることができます。
ドローン空撮したような撮影が可能
論より証拠、まずはこの動画ご覧ください。360度動画で公開されているのでお使いのデバイスでいろんな方向に動かしてみてください。
※サイト内再生で360度機能が利用できない場合、YouTubeでの再生でお願いします。
※画質1080P以上での再生を推奨します。
人ってこんなに密集するんだね。。。
こんな密集状態でも3mの自撮り棒を利用すれば、本当にドローンで撮影したかのような動画が撮れます。でもドローンだと厳しい飛行規制があるので、渋谷で飛ばせば即座に捕まりますが、360度カメラと自撮り棒さえあれば、ドローンと同じような撮影が可能です。この動画のように人の身長では届かない高い場所や、スノボやスケボーな振動が激しい場面においても、アクションカメラならではの強力な手ブレ機能により、臨場感を残しつつ迫力がある撮影が可能です。
マイクが秀逸
360度カメラを選ぶときに意外と見落としがちなのがマイク性能です。
360度カメラは大体の場合、自撮り棒を装着して撮影します。自撮り棒を利用した撮影では、カメラ本体との距離がでるため必然的にマイクから離れてしまい、声が届きにくくなります。
このデメリットを解消するため、GoPro MAXは指向性の高いマイクを採用しています。
音はあらゆる方向からマイクに入ってきますが、指向性の高いマイクでは、一方向からの音を集中的に録ることができます。そのため、マイクから離れても声を集音しやすい仕組みになっています。
また、GoPro MAXは全部で6つのマイクを内蔵しているため、360度すべての方向の音を拾うことができます。
GoProシリーズの違い
GoProにはGoPro HEROと今回ご紹介している360度撮影が可能なGoPro MAXの2種類があります。
GoPro HEROはご存じの方も多いと思いますが、アクションカメラの代名詞といっても過言ではないほど、その存在が知られるようになりました。GoPro HEROは現在HERO9まで発売されており、約1年置きくらいに新作がでます。(ウイイレなみに発売のサイクルが短いです)
一方、GoPro MAXはGoPro Fusionの後継として誕生した360度カメラです。
GoPro MAXとGoPro HEROの大きな違いは360度撮影ができるか、できないかですが、GoPro MAXでもGoPro HEROのような撮影が可能です。
と一瞬思いますが、そんなことはないです。ちゃんと差別化されています。
ここからはそのあたりの疑問を解消していきたいと思います。
GoPro MAX ( HEROモード ) とGoPro HEROと何が違うのか?
画質
” GoPro MAXにはGoPro HEROモードがある ” この文字だけをみるとGoPro MAXでGoPro HEROと同じ撮影ができますよ、に見えますよね?だったら、GoPro MAX一択じゃね?って思いますが、実際はどうなのでしょうか。
結論から言います。一番の違いは ” GoPro MAX HEROモードでの撮影は、GoPro HEROに比べ、画質が落ちる “ という点です。
GoPro HEROは4K撮影ができますが、GoPro MAX HEROモードはフルハイビジョンの画質になります。4Kはフルハイビジョンに比べ約4倍の高精細であることが特徴です。言い換えると、GoPro MAX HEROモードはGoPro HEROの画質に対して1/4の精細になるということです。
(ちなみにHEROモードを利用せずGoPro MAXで360度を撮影であれば、5.6K/30fpsで撮影できますのでご安心を。ただ、同じレンズで5.6Kで撮影できるなら、HEROモードでも同じ画質出せるだろ…と心の中でツッコミましたが、、、)
GoPro HEROみたいに普通の動画も撮りたいけど、1/4の画質はキツいなぁ。。と思われた方もいると思います。たしかに、1/4の画質と聞くとものすごーく低画質な気がしますが、それでもフルハイビジョンです。「でも、やっぱ良い画質で撮りたいし・・・」という方のために少し掘り下げていきたいと思います。
実際、4Kとフルハイビジョンがどれくらい差があるのかを見ていきましょう。
(再生時はお使いのデバイスで選択できる最高の再生画質への変更をおすすめします)
いかがでしょうか?もちろん、再生時の画面の大きさにより見え方は違ってきますが、パソコン程度の大きさであれば正直、違いがよくわからない。私は最初、どっちが4Kだよって思いました(;^_^A ちなみに左が4K、右がフルハイビジョンですが、これくらいであれば全然許容できるよ、という感じであればGoPro MAX一択でまずは問題ないと思います。
手ブレ補正
GoProシリーズは手ブレ補正機能が秀逸という理由で手にされる人も多いです。他製品に比べ、手ブレ補正機能が協力でヌルヌルしたなめらかな動きでの撮影が可能です。
GoPro MAXでは「MAX HyperSmooth」、GoPro HEROシリーズでは「HyperSmooth」と名称が異なりますが、一体何が違うのでしょうか?
どちらも手ブレ補正機能ではありますが、HEROシリーズのHyperSmoothはHyperSmoothを利用しないときに比べ、最大10%画角が小さくなります。
理由は「揺れを補正するために上下左右の映像を犠牲にしている」からです。
一方、360度カメラは撮影できる範囲が広いため、揺れを補正するための映像余白が大きいので画角を狭める必要がありません。
その他
その他にも細かい違いもありますので、まとめておきます。
GoPro MAX | GoPro HERO8 | |
画角 | Max SuperView、広角、リニア、狭角 | SuperView、広角、リニア、狭角 |
防水性 | 水深5m | 水深10m |
タイムラプス | HEROモードのみ可 | 可 |
ナイトラプス | 不可 | 可 |
RAW形式撮影 | 不可 | 可 |
HDR | なし | あり |
スローモーション | 2× | 8× |
風音低減機能 | あり | あり |
動画で比較してみよう
4Kとフルハイビジョンの違いはわかったけど、実際にGoPro MAXとGoPro HEROで撮影した映像で比較してみたいなと感じている方も多いはず。いろんなサイトを探していて、ものすごく丁寧に説明してくださっている動画がありましたのでご紹介させていただきます。
いかがでしたでしょうか?この動画を見たとき ” やっぱりGoPro MAX一択だな “ と個人的には思いました。360度撮影ができて、さらにHEROモードでもフルハイビジョン撮影が可能、個人的に楽しむくらいであればこれで十分であると感じました。
みんなの使い方
GoProアワード受賞作品。この臨場感が自分で撮影できるのがすごいですよね。
しっかり手ブレ補正も効いてます。
どこまでも続くノルウェーの白銀の世界。 #GoProMAX を片手に優雅に探索。🏂
🎥 @80sdisneyprince#GoProアワード 受賞作。 pic.twitter.com/vJSySKChsf— GoPro Japan (@GoProJP) April 9, 2020
臨場感あふれる動画をGoPro MAXとスマホアプリで実現!
540。
360度カメラは自撮りはもちろん、人に撮ってもらって後で編集するのも便利!
しかもGoProはスマホアプリの使い勝手が良いのでこの動画もスマホだけで編集してます。
Shot by #gopromax .@GoProJP #goprojp #インラインスケート #安床武士 pic.twitter.com/39KliShPry
— 安床 武士 (@TakeshiYasutoko) October 23, 2020
ここまでくるとGoPro MAXがスゴイのかこの人達がスゴイか・・・いづれにしてもどちもらすごい!
最新の360°カメラ使えばこんなことも出来ちゃう!!!
🎥 #gopromax @GoProJP pic.twitter.com/vEVuEsjEmZ
— 勝山 耀 Yo (@freestyler_yo) March 23, 2020
あれは?このときはどうなの?決めかねているあなたへ
などいろんな疑問があると思います。興味はあるけど、決して安い買い物でもないし、買ったあとに後悔したくないですよね。もしくは、旅行で一時的に利用したい!という方もいるかもしれません。一度試してみたい、そんな方はレンタルで試してから購入を検討することをオススメします。
GoPro MAXがレンタルできるサイトはいくつかありますが、それぞれ特徴があるので比較検討していきます。
期間 | 価格 | 受取 | 返却 | 購入可否 | 備考 | |
DMMいろいろレンタル | 5日~ | 8,940円~ | 自宅 | 集荷 | 可 | SDカードは別途準備が必要 |
シェアカメ | 2日~ | 8,940円~ | 自宅 | 集荷 | 不可 | SDカードはレンタルに含まれている |
Rentio | 3日~ | 9,980円~ | 自宅 | 集荷orコンビニ | 可 | SDカードは別途準備が必要 |
レンタルっていえどもどれも1万円前後の設定になっているので、意外と高いなという印象ですね。
ただ、例えば、友達との2泊3日旅行で利用するのであれば、人数で割ってしまえば一人当たりの金額が少なく済みます。数千円で360度の景色を思い出とともに残せるのであれば逆にお得だなとも思いました^^
どのサイトもおおむね同梱物は一緒でしたが、記録メディアであるSDカードがついているサイトとついてないサイトがあったため、そこはレンタル時に確認しておいてください。
あとレンタルしてみて、GoPro MAXがほしいなと思ったときにはそのまま購入できるサイトとそうでないサイトがありますので、購入を視野に入れている方はそのあたりも含めて検討されるとよいと思います。
いかがでしたでしょうか?
360度カメラは使い方を意識しなくても、同じ景色をいつもと違った感覚で収めることができると同時に新たな感覚の発見ができるカメラだと思います。
その一瞬の景色を、GoPro MAXを使って臨場感あふれる思い出にしませんか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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