プログラミングに挑戦してみたいけど、HTMLやCSS、JavaやPythonとかいろんな種類がでてくるから何から学べばいいかわからないよねー
せっかくだったら、AIとかに繋がるプログラミングを学ぶほうがいいんじゃない?
あっ!面白そう!
身近でいうと、スシローがレーンから取ったお寿司をAIで判定して自動会計してるね!あと、冷蔵庫とかもAI化が進んでいて、食材の購入履歴からAIがおすすめメニューを提案してくれるものもあるね!
どうやって実現してるんだろうね?
確かに。どうせプログラミングを学ぶなら将来、役に立ちそうなものから学びたいよね。
プログラミング言語の種類
今、存在するプログラミング言語は、じつに200種類を超えます。
使う環境や目的、特性によって利用されるプログラム言語を使い分けていますが、現時点で実際されているのは10%程度の20数種類になります。
ITの世界は日進月歩であり、今後も新たな言語が出てくると予想されます。
20種類もあるけど、どれを学べばこれからも使えそうなのかわからない。。。
何を基準に選べばいいのかな?
その前にプログラム言語という言葉があまりわからない、、という方は↓の記事で優しく解説してますのでどうぞ!
プログラミング言語の選び方
プログラム言語の選び方は人それぞれ、と言ってしまうと元も子もないので、私のおすすめをご紹介いたします。
私のおすすめはPyrhon(パイソン)です。
2. 他のプログラミング言語に比べて難易度が低い。
3. プログラミング人気で世界2位を獲得。
選ぶ際に重要なことは「目的」ですが、「人気」も同じくらい重要です。
やっている人が多ければ多いほど、ブログやサイトで発信されている情報も比例して多くなるため、何か困ったときに解決できる可能性が高くなります。
AIや機械学習を実現するための仕組みが充実している
Pythonを調べていくと、Pythonが選ばれる理由として豊富なライブラリを持っているというのがよく紹介されています。
初心者にはライブラリってなによ?ってなりますよね。。^^;
ライブラリとは「ある目的を実現するためにまとめられた便利なもの(プログラム群)」です。
んー、わかったようでわからない。。
身近で例えれば、カーナビやGoogleマップのナビが近いです。
ある目的地に行きたいけど、道順がわからない場合で考えてみましょう。
■カーナビやGoogleマップがない場合
1. 目的地の住所を調べる。
2. 地図帳でその住所を調べる。
3. どの経路で行けばベストなのかを考える。
4. 地図と照らし合わせながら目的地まで行く。
■カーナビやGoogleマップがある場合
1. 目的地を入力する。
2. 「ここまでいく」を押す。
当たり前ですが、カーナビやGoogleマップがあれば目的地を入れるだけで、最適なルートを案内してくれます。
このように目的地という情報をカーナビやGoogleマップに入力するだけでユーザーの目的を満たしてくれる。
このカーナビやGoogleマップがライブラリに相当し、Pythonにもこのように便利ないくつものライブラリが存在します。
他のプログラミング言語に比べて難易度が低い
Pythonはそもそもコードの書きやすさや読みやすさを重視して設計しているため、他のプログラミング言語に比べて扱いやすいです。
また、先ほど述べたライブラリが充実しているため、他のプログラミング言語ではたくさんのコーディングが必要な場面でも、Pythonではライブラリを用いることで数行で同じことを実現することができます。
Pythonは世界2位の人気
調査会社RedMonkの最新ランキングで2位を獲得している人気のプログラミング言語です。
1. JavaScript
2. Python
3. Java
4. PHP
5. C ++
6. C#
7. ルビー
8. CSS
9. TypeScript
10. C
プログラミング言語を選ぶときに重要な要素の1つは「人気」です。
人気があれば、ブログやサイトで発信されている情報も比例して多くなるため、何か困ったときに解決できる可能性が高くなります。
Python(パイソン)が得意なこと
PythonはAIや機械学習でも大変活躍している言語ですが、他にもたくさんできることはあります。
Webサイト
Pythonは身近なサイトでも使われています。
例えば、InstagramやYOUTUBE、DropBOXなどはPythonを中心に構築されています。
Web上のデータ収集
ある画像を大量に集めたい場合や株価情報の最新値を定期的に取得したい場合など、スクレイピングという技法で任意のサイトから情報を自動で抜き出すことが可能です。
今までは必要な情報があれば検索をして、1つ1つの情報をクリックしてダウンロードしていましたが、この技法を利用することで一気に短時間で目的の情報を得ることができ、大変便利です。
データ処理・分析・解析
Pythonでは大量のデータを扱うのが得意です。データ分析・解析には配列や行列などの小難しい計算がたくさん必要になりますが、そのあたりをサクッと行えるライブラリを備えていますので、初心者でも使いこなすことができます。
Python(パイソン)が不得意なこと
スマホアプリの開発やゲーム開発、企業の根幹となる受注生産や販売管理などの基幹システムは不得意です。
こんな人におすすめ!
ここまでご紹介したように、Pythonは読み書きがしやすく設計されたプログラミング言語であるため。初学者にはとてもおすすめな言語です。
せっかく学ぶんだから将来にも使えそうなプログラミング言語を勉強したいんだけど、その辺どうなの?
せっかく勉強するなら、将来どんな役に立つのかは少なからず知っておきたいですね。
Pythonを習得すると有利な職業は以下の通りです。
・データサイエンティスト(購買履歴や行動履歴などのあらゆるデータを分析する人)
・WEB系エンジニア
AI、データサイエンティストは旬なキーワードでありますが、日本はどのような未来を迎えようとしているのか覗いてみましょう。
政府の開催した未来投資会議では以下のようなことが述べられています。
未来投資会議のホームページによれば、世界で人工知能(AI)を活用できる人材の争奪戦が激化する中、文理系問わずに情報教育の基礎を習得させることで「第4次産業革命」の牽引役となる国内のAI人材のレベルアップを狙う。
未来投資会議でもはっきりAIの人材を育てていくという指針が示されています。
正直、世界はもっと前から積極的に取り組んでいるのが現実です。
AIはどこぞの頭良い人達が考えてくれるだけの世界ではなくなります。
この先10年で職業の在り方は大きな変化をもたらすと言われています。
その時に備えて今から準備を始めておくことを強くおすすめします。
業務改善も簡単にできる!
いますぐ何かに使ってみたい!
そんなあなたに、こんなこともできるよ、というのを1つご紹介したいと思います。
これは仕事でよく見る何の変哲もない議事録です。
私の職場では議事録をExcelで運用しており、且つ、1BOOKで管理し、日別単位で1シートとすることが多いです。議事録はその日によって記録する人が違うため、シート名がバラバラになることなんてザラ・・・。
シート名を修正しようにも、1シートずつ右クリックして修正・・・数シートならまだしも、何十シートもあった場合、あーーーーっ!ってなります。
これをPythonを使って一瞬で全シート変更してしまいましょう!
変更前のExcel
議事録内に「日時」という項目があるので、それを自動でシート名につけていくというプログラミングで実現します。
Pythonで書くとこうなる
6行記述するだけで実現できます!
import openpyxl # Excelを扱うためのライブラリ
wb = openpyxl.load_workbook('議事録.xlsx') # 修正対象のExcelを指定する
for i,ws in enumerate(wb): # シート分だけ繰り返す
ws.title = ws['J6'].value # シート名にJ6の値をいれる
wb.save('議事録.xlsx') # 議事録を保存する
wb.close()
変更後のExcel
ほら、できた。
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